【ポケカCLMISOJI準優勝】耐久アルセウスデッキ
はじめに
三十路間近のポケカプレイヤーの「いのす」です!
今回は 今年30歳になる人しか参加できない自主大会「CLMISOJI」に参加してきました!
前々からかなり楽しみにしていたイベントで、ロストアビス環境をしっかり分析して、いいデッキ選びと構築ができたと思いますので、振り返りとしてデッキ構築記事を書こうと思います!
↓参加時に記入したCLMISOJI自己紹介カード
この40人規模の大会で、準優勝することができました!
#CLMISOJI 決勝終了しました!!
— トイ@7/30CLMISOJI (@101pokeca) July 30, 2022
優勝:アメイジングバレット(トリジさん)
準優勝:耐久アルセウス(いのすさん)
3位:キュレム(yokotoriさん)
4位:レジ(Explorerさん)
なんと全員同い年ということがわかりました!!これにて終了!! pic.twitter.com/3c6ySDGQHn
少ない採用枚数のサポートや重要なカードはサイド落ち確認がしやすいようにレアリティをしっかり上げてきました!
環境分析
ポケカにおいて勝つためにはサイドを効率よく取っていくことが重要となり、「1ターンの行動が相手の行動と比較してサイド1枚以上の価値がある行動となるか?」という点に重点を置いて、デッキ選びをしました。
ロストアビス環境の現在は、ギラティナVstar/パルキアVstar/ミュウVMax/ヒスイゾロアークVstarなどVstarやVmaxを一撃で倒してくるデッキがとても多いと感じました。
一撃で倒す行動は要求札がそれなりに発生することから、準備に時間がかかったり終盤に一撃できるようになるケースが多いかと思いますので、基本的にはVstarやVmaxは攻撃を1回耐えて2回行動でき、たまに一撃で倒せるかもしれないと考えます。
この前提でデッキのメインとなるポケモンを決めていきました。
Vmaxの採用可否について
Vstarや非エクから2ターンで倒されるケースが多いので、お互いに殴り合うとサイド1枚分損する。ましてや、ワンパンされた場合は2枚分も損する。このことから、Vmaxを採用することは見送りました。
非エク軸の採用可否について
基本的に1ターンでサイド1枚以上分の行動になります。Vstarを一撃できるポテンシャルを持っているポケモンがいるとサイド2枚分の行動となり、とても強いのですが、非エク同士の対戦となると、1枚分にしかなりません。また、ほぼ必ず一撃で倒されるので、次のポケモンの準備を毎回することになり、そこの要求も高めであるケースが多いと感じています。
Vstarの採用可否について
最後に、Vstarの採用可否について。こちらは非エクに一撃で倒されると1枚損するものの、VstarやVmaxとの殴り合いについては、一撃で倒せると有利になります。
ただ、一撃で倒そうとするとこだわりベルトを利用したり、攻撃的な姿勢をとるため、逆に一撃で倒されることもまた発生しやすくなり、安定しないと感じました。
結論
その結果、「非エクにもポケモンVからも一撃で倒されにくいVstarポケモン」であることは絶対条件で、さらに「1度受けたダメージを全て回復して、相手のサイド1枚分の行動をなかったことにできる」という条件のデッキができると一番強いだろうという結論に至りました!
一撃で倒されないようにするためのカードとしては、「大きなおまもり」、「輝くサーナイト」、「エイチ湖」、「ヒスイヌメルゴンVstar」というカードの存在を考え、デッキの候補としては
の2つとなりました。
しかし、ヒスイヌメルゴンVstarはアルセウスVstar軸かロスト軸にする必要がありそうで、実際に回してみると、どちらもヒスイヌメルゴンVでスタートしてしまった場合にかなり厳しい展開になるケースが多く、安定しないように感じました。
そのため比較的安定する「アルセウスVstar」軸の耐久デッキを作ることにしました!
デッキ構築
コンセプト
「おおきなお守り」、「エイチ湖」、「輝くサーナイト」を使うことで、三重の防御によりアルセウスVstarがワンパンされないようにします。
一度アルセウスVstarが攻撃を耐えて、次のターン倒される圏内のHPの場合は、「チェレンの気配り」を利用して、サイドを取られずに行動できるターンを増やし、こちらは2回の攻撃でVstar/Vmaxを倒していきます。
採用カード
アルセウスVstar 3枚
サイドを 2-1-2-2などで押し付けるために3回使う可能性があるポケモンでギリギリの3枚採用です。
サイド落ちしている場合は「ふつうのつりざお」で使いまわします。
アルセウスV 4枚
スタートしたいポケモンなので4枚です。序盤で2体並べなければなりません。
インテレオン 2枚
最低1枚、できれば2枚使うので2枚採用しています。
サイド1枚のアタッカーとして優秀。
ジメレオン 3枚
最低2枚使うのでサイド落ち考慮で3枚採用。
メッソン 3枚
最低2枚使うのでサイド落ち考慮で3枚採用。
一般的な構築だと4枚採用ですが、アルセウスに手張りスタートしたいので、メッソンスタートすらしたくないこと。パルキアなどを相手にする場合はメッソンの数をコントロールする必要があり、むやみに出せずに腐るので1枚減らしてます。
かがやくサーナイト 1枚
耐久コンセプトなので採用。ギラティナVstar相手には必ず出します。
ヤレユータン 1枚
一般的には採用されない、このデッキのおしゃれポイントです。
アルセウスVstarのトリニティノヴァは技の宣言後に必ずデッキを混ぜる必要があるため、今は不要で後半利用する予定のカードは特性のさるぢえでデッキに戻すことで、毎ターン実質2枚ドローを実現します。
また、チェレンの気配りで手札に回収した水エネルギーをデッキに戻すことで、エネルギー加速をしやすくします。
このカードに何度か助けられましたが、同時にこのカードに泣くことにもなった、このデッキの重要な1枚でしたw
クイックボール 3枚
序盤に必要ですが、後半腐りがちなので4枚から3枚に減らしました。
ハイパーボール 3枚
このデッキはあまり切るカードがないのが厳しいですが、序盤から終盤まで使える間違いなく最強カードでした!
このカードで序盤の展開ができたり、終盤の詰めの裏工作インテレオンを呼べたりと、多めに採用すべきカードです。
しんかのおこう 3枚
うらこうさくで持ってくるカードNo1です!
ハイパーボールと違ってリソースを切らなくて済むのが優秀なので、多めの3枚採用にしました。
レベルボール 3枚
序盤のメッソン・ジメレオン展開を安定させるために3枚採用。4枚だと腐る印象です。
回収ネット 2枚
アルセウス以外非エクなので、実質入れ替え札として使ってました。
うらこうさくを使いまわすのはかなり強いです。2枚がちょうどいいですね。
大きなおまもり 2枚
基本的にアルセウスVstarに貼って耐久させます。3枚欲しいですが、チェレンの気配りを使って必要な場所に張り替えたりするので2枚に絞りました。
ジメレオンに貼って、げっこうしゅりけんを耐えるようにする動きもたまにしました。
こだわりベルト 1枚
たまに先行2ターン目で裏のHP210以下のポケモンVを倒しに行く動きが刺さることがあるので1枚だけ入れています。
刺さると強いですが、その動きができなくても困らないのと、あまり使わなかったので正直抜いてもいいかもです。
ふつうのつりざお 1枚
倒されてしまった時のアルセウスVstarと水エネルギーや序盤に切ってしまったジメレオン・インテレオンなどを戻すために必要。
ともだちてちょう 1枚
サポートは種類多めの枚数少な目にしているので、相手によって使いまわすサポートを柔軟に対応するために必要。
博士の研究 1枚
手札使い切った状態で、裏工作で持ってくる時がたまにあるので1枚だけ
マリィ 2枚
デッキに温存しておきたいカードが多いので基本のドローソースはマリィを使います。
現在のロスト環境において、キュワワーのはなえらびとアクロマの実験による手札補充がすさまじく強いので、毎ターンのように打ったほうが良いなと感じました。そのためもう一枚増やしてもいいレベルです。
ボスの指令 2枚
1,2回は使うので2枚採用。
チェレンの気配り 2枚
チェレンを使って回復するときは大体2回以上使います。
そのため安定して打てるように2枚採用です。
メロン 1枚
序盤にエネが貼れなかったり、攻撃できるポケモンが切れてしまった時の復帰札なので、とても重宝しました。
メロンなかったら負けてた試合がいくつかあったので、今大会ではサイド落ちしなかったので大丈夫ですが、2枚ぐらいあったほうが安心かもなという印象です。
1ターン目にエネ貼れなかったときに、2ターン目でスターバースで「ダブルターボエネルギー」と「基本水エネルギー」を持ってきて、うらこうさくもしくは元々持っている「クイックボール」「ハイパーボール」で水エネを切って、「メロン」で加速するような流れを何度かしました。
セイボリー 1枚
パルキアVstar/ミュウVmax/レジギガスあたりを意識して入れました。
パルキアの人はセイボリー意識しているのかベンチ調整する人が多くてあまり刺さらなかったです。
レジギガスに当たったときはこのカードはかなり強かったですね。
ツツジ 1枚
最強カードです!!!
これを使って勝った試合が何度もありました!
ツツジしか勝たん!!!
エイチ湖 1枚
耐久コンセプトで必須カード。非エク軸のデッキには特に刺さった1枚でした。かなり強かったですね。
1枚しかないと貼りどころが難しかったりするので、2枚にしてもいいかもと感じました。
頂きへの雪道 1枚
スターバース後に蓋をする感じで貼ることが多いですが、今大会ではマッチング的にあまり使いませんでした。
刺さらないデッキも多いので、1枚でいいかなと思います。
基本水エネルギー 9枚
ダブルターボ付きアルセウスVstarに1枚使用
アルセウスVstar2体分に加速するために6枚使用
インテレオンに2枚手張りするので、2枚使用
合計9枚必要です。サイド落ちやコストにしてしまった場合は、メロンや釣り竿で再利用します。
キャプチャーエネルギー 1枚
クイックボールとエネルギーの効果を1枚で実現できるのは強いですが、ダブルターボとキャプチャーエネルギーをつけたアルセウスが誕生してしまうと、エイチ湖の恩恵を受けられないという問題が発生するので、1枚だけにしました。
ダブルターボエネルギー 2枚
大体スターバースで持ってくるのでサイド落ち考慮で2枚です。
不採用カード
クロバットVとネジキ
1ターン目にアルセウスに手貼りできないという事故を減らすために採用した状態で他の大会に参加してみたりしました。
利用したクロバットVにトリニティノヴァで加速できて、ネジキで変換できると便利でしたが、エネルギーがついた状態でボスの指令で倒されてしまうことが多く、エネルギーとサイドを失うのが非常に辛かったので抜きました。
1ターン目にエネルギー貼れなくてもチェレンでテンポは取り戻せる!!!
ネオラントV
トリニティノヴァで加速してアクアリターンできるので負け筋を減らすことができますが、序盤でポケモンVでスタートする可能性を考慮すると、回収ネット以外の入れ替え札を入れる必要があり、うらこうさくとも役割が被るので不採用にしました。
かがやくリザードン
輝く枠をリザードンにして、一撃で倒すターンを作ってもよいかなと検討しましたが、輝くサーナイトがいないとギラティナに対して弱くなってしまうのでやめました。
ノコッチ
今の環境だと考慮すべき闘タイプはレジギガスデッキの「レジロック」だけだなと感じていて、アルセウスVstarに大きなおまもりを貼っていれば、向こうにこだわりベルトがつかない限り一撃で倒されないのと、セイボリーをともだちてちょうで使いまわせば毎ターンの行動はされないだろうと考えていたので、不採用にしました。
入れていた時もあったのですが、パルキア相手にこいつでスタートしたせいで負けるケースが2回ありました。実際ノコッチなしでレジギガスに勝ててるので、抜いてよかったです。
マナフィ
主にパルキアVstarデッキなどのかがやくゲッコウガ対策ですが、メッソン・ジメレオンを1体しか出さない、もしくは逆に3体出すというプランで対策できるので必要ありませんでした。
ポケモンいれかえ・あなぬけのヒモ
基本的に回収ネットでバトルポケモンをアルセウスVstarにして、そこから下げないので必要なかったです。
他のポケモンVを入れる場合は必要になりそうです。
キバナ
インテレオンにエネルギー加速するために欲しいかもと思いましたが、基本的にチェレンでアルセウスとエネルギーを回収したターンに、インテレオンに手貼りして、トリニティノヴァで加速というターンを作れば必要なくなるので抜きました。
アルセウスVstarにはメロンで十分なのでいらなかったです。
当日のマッチング
うろ覚えのところもあるので間違ってたら申し訳ありませんが、対戦メモです。
予選スイスドロー
VS ターボパルキア 勝
最初にふしぎなしっぽのミュウが見えて、なにを思ったか、ディアルガデッキだろうと判断して、最初に手札にあった輝くサーナイトを出してしまうプレミしました。
ただ、先行でこちらは理想ムーブをしていて、お相手さんが止まっていたおかげで、ボスの指令でパルキア先殴りを始めて、最後はネオラントVをとって勝ちました。
お相手さんの途中のげっこうしゅりけんがうまくて少しヒヤッとしました。
VS ロストギラティナ 勝
詳細あまり覚えていないのですが、たしか先行で今回も理想ムーブをしてて、ボスの指令でギラティナ先殴りを始めて、先行の暴力で勝ったとかだったはずです。
VS ロストギラティナ 負
後攻で、1ターン目にエネルギーが貼れなかったり、アルセウスVのまま取られてしまったりしましたが、高耐久アルセウスを押し付けてうまく戦えました。
終盤は押し返して、こちらは新品の高耐久アルセウスがバトル場にいる状態で、お相手さんはバトル可能なポケモンがおらず次のターンで勝ちの状況でしたが、ネジキでギラティナVに変換してVstarに進化し、エイチ湖を頂への雪道に張り替えられ、ロストスイーパーでお守りを割られてきれいに逆転負けさせられてしまいました!
めちゃめちゃ熱い試合でした!
VS ロストギラティナ 勝
先行だったかと思いますが、序盤かなり事故ってしまったのと、雪道などをうまく使われて、2体のアルセウスがギラティナのロストインパクトで早々に倒されてしまいました。
ギラティナのスターレクイエムを残した状態でサイド2枚なのは、完全に負けたと思ったのですが、その返しのターンにツツジを打ったところ、向こうが完全に止まって、インテレオンを押し付けたら何とか勝てました。
最後ダブルターボエネルギー引けないと負けそうなギリギリの状態で、マリィを打ったらダブルターボを引けたのは奇跡でした。
序盤にダブルターボ付きのトリニティノヴァで180ダメージ与えていたベンチのギラティナVが、インテレオンのアクアバレットのベンチ狙撃20ダメージ2回で倒せたのもでかかったです。
VS 裏工作パルキア 勝
先行でアルセウスV2体とメッソン1体だけのベンチ2体の状態をキープして戦いました。
お互い理想的なムーブをしていたので、ベンチを絞って戦い抜いて、チェレンで回復し続けたので順当に勝てたなという感じです。
1回目のチェレンをした際に、お相手さんは逆にモミをしてきて、まさかの耐久バトル始まったのでビックリして盛り上がりましたねw
決勝トーナメント
VS ロストアメイジングバレット 勝
先行でうまく動けず出遅れてしまったような気がします。すぐにアメイジングレックウザに一撃でアルセウスVstarを倒されてしまいました!
こちらは「エイチ湖」と「大きなおまもり」を使えばエネルギー5枚要求になるのですが、なかなかそろわず...。
完全に劣勢ではあったのですが、後続のアルセウスを育て続けられてはいたので、着実にサイド1枚ずつ取り進めていったところ、お相手さんがプレミしたとのことで、攻撃が飛んでこないターンが数ターン生まれたので何とか勝てました。
デッキ的には不利対面なのと順当にいけば負けてたかなと思います。
VS レジギガス 勝
先行でアルセウスに手張り出来て理想盤面作れていたのと、まさかの最初の手札に必要な「セイボリー」と「ともだちてちょう」というVSレジギガスに必要なカードがそろっていました。
しっかりとアルセウスVstarがレジロックの弱点で一撃で倒されないようにお守りを貼ることもできていました。
お相手さんがそんなに良い手札ではなさそうだったのと、セイボリー2回を適切なタイミングで撃つことができて、余裕をもって勝つことができました。
やっぱりノコッチはなくても何とかなりますね!
VS ロストアメイジングバレット 負
序盤めちゃめちゃ事故りました。メッソンとジメレオンをウッウのおとぼけスピットで後攻1ターン目と2ターン目に倒されて、かなり絶望的な状態でしたが、とにかく裏工作をマリィや博士の研究につなげて、アルセウスVstarまで何とか持っていきました。
やっとの思いで準備したアルセウスVstarもアメイジングレックウザにワンパンされて後続がいなかったり、途中で展開していたメッソンをアメイジングライコウで取られて、予定していた裏工作ができなくなったりと、最後までかなり厳しい展開でした。
こちらもアメイジングレックウザの返しに「ツツジ」を打つことで、何とか猶予ターンをもらえて、メロンを駆使して何とかアルセウスVstarをもう一度立てることができました。キャプチャーエネルギーが欲しい場面で、ヤレユータンのさるぢえで奇跡的に引いたときは、本当にこのカード入れてよかったと思いましたね。
そして、最後の最後!向こうのアタッカーを倒し切った状態で、サイドが1対1になり、こちらは新品のアルセウスVstarがおまもりとエイチ湖展開状態でバトル場にいる!
ここで時間切れとなりお相手の最後のターン、アタッカーはおらずアルセウスを倒す手段も、後ろをボスなどで呼びながらいきなりアメイジングポケモンを展開するほどのリソースはなさそうで、ここで勝ちを確信しました。
「やった!これで三十路ポケカプレイヤー最強の称号を手に入れられるのか」そう思った矢先、ヤミラミとつりざおとミラージュゲートでいきなりダメカン12個をヤレユータンに乗せられて負け!!!
ヤレユータンに助けられて試合になったものの、最後にヤレユータンが原因で負けました...。
ヤミラミを完全に失念していて、回収ネット等でヤレユータンを下げるという選択もできたはずでしたが、ここは自分の未熟さで負けたかなと思いました。
最後に
一緒に対戦してくださった方やお話ししてくださった方、本当にいい人たちばかりで気負わず楽しくポケカできました!
こんなに雰囲気よく楽しくできるポケカ大会は初めてだなっていうレベルで楽しい時間でした!
同い年であるという仲間意識も後押ししてい過ごしやすかったのもありそうです!CLMISOJI!とても楽しいイベントでした!
主催のトイさんや運営の方々、対戦してくださった方々、ありがとうございました!
また一緒にポケカしましょう!
(CLMISOJIの第二回の開催を心待ちにしてます...w)
↓頂いた景品などです!
【ポケカシティリーグ準優勝】はくばインテレオンVmaxデッキ
はじめに
ポケカプレイヤーの「いのす」です!
2021/04/25にバトロコ高田馬場で開催された、 シティリーグアディショナルシーズンで準優勝できたので、 デッキ構築に至った経緯やプレイングについて紹介させていただきます!
【大会結果】#ポケカ シティリーグアディショナル2日目!
— TC バトロコ高田馬場 (@batolocobaba) 2021年4月25日
続いて
準優勝は「いのす」さん!
使用デッキ→はくばインテレオン
「先2ダイバレットが強い!」
おめでとうございます!#ババロコ pic.twitter.com/7NP7XgckCh
ポケカ自体をシャイニースターVから始めたので、 ポケカ歴半年にも満たない初心者ですが、 安定して勝てるように構築や戦略は練り込んでみました!
デッキ構築
デッキコード: Y8Y48D-API0Zq-x484Kc
シティリーグ入賞デッキのまとめなどで「はくばバドレックスVMax」デッキとしてカテゴライズされることが多かったですが、あくまでこのデッキは「インテレオンVmax」を主軸としたデッキです。
基本的な戦略は、「インテレオンVmax」でダメカンをばらまき、「はくばバドレックスVmax」でトドメを刺すという形を目指しています! 詳しいプランニングは後ほどご説明します。
戦績
予選スイスドロー
- ○ VS 黒馬ドラパ(後攻)
- ○ VS ムゲンダイナ(先攻)
- ○ VS 連撃バシャゼラ(先攻)
- ○ VS ムゲンダイナ(先攻)
- × VS 黒馬ミュウミュウ?(後攻)
決勝トーナメント
負けたのはどちらも、黒馬ミュウミュウに先行取られて、早めにナイトウォッチャーされた試合でした...。
それ以外の試合は、ほとんど余裕を持った安定した試合展開で勝つことができました!
環境予想
漆黒のガイスト/白銀のランス の発売直後なので、新カードも込みで環境予想する必要がありました。 以下が環境でよく見かけるポケモンの有利不利を簡単にまとめたものです!
新弾発売直前の環境では「れんげきウーラオス」「悪ミュウミュウ」が突出して結果を残しており、これらが環境の中心だったかと思います。
一方で、新弾から出る「こくばバドレックスVmax」「霧の水晶」の影響により、超タイプが増えて、「れんげきウーラオスVmax」が減り、「ムゲンダイナVmax」が増えると予想しました。
上記のデッキタイプはとても強力なものが多いですが、相性の三すくみと、「頂への雪道」の存在により、安定した勝利を目指すのは自分にとって難しいと感じました。
こちらも三すくみが発生しているのですが、雷タイプが環境にいないことを考慮すると、「インテレオンVmax」だけ不利なパターンがほとんどないと感じました。
唯一、「ゼラオラV」が雷タイプとして出てきそうでした(実際に出てきた)が、バトル場へのダメージが弱点込みで200ダメージなので、脅威にはならないです。
水タイプは「メロン」の登場により、強化されている上に、「インテレオンVmax」は1エネで打てる技の「ハイドロスナイプ」によるエネ剥がしが、「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」「ムゲンダイナVmax」「れんげきウーラオスVmax」にも強いため、「インテレオンVmax」をメインに使うことを決めました!
採用カード
インテレオンVmaxを使うにあたって、序盤の削り/妨害の性能は高いと感じましたが、ダイバレットによるバトル場へのダメージが160ダメージと高くないため、ベンチに与えたダメージが活かせないことが多く、終盤の決め手に欠けると感じました。
そのため、後発として、2エネ(メロン込みで1ターンで起動可能)で250ダメージが出る「はくばバドレックスVmax」はとても相性の良いサブアタッカーだと判断し、採用しました!
また、強力な超/悪タイプのデッキを止めるために「頂への雪道」の採用は必須でした!
「モスノウ」、「うらこうさく/クイックシューター」の「インテレオン」、「ユキメノコ」などは、進化ラインが増えるとデッキの安定性を失うため、採用を見送っています。
ポケモン
- インテレオンVmax: 2枚
- インテレオンV: 3枚
Vmaxは1ゲーム中1体立てば十分ですが、スタートするポケモンを「インテレオンV」にしたいのと、Vmax2体取られて負けるのを防ぐために、「インテレオンV」を利用することもあるため、3-2での採用をしています。
- はくばバドレックスVmax: 2枚
- はくばバドレックスV: 2枚
ゲーム中に1体立てばいいので、サイド落ちケアで2-2で採用です。
序盤にガンガン回しながら、「メロン」を使ったりするために多めに採用しています。 「頂への雪道」を貼るタイミングだけは注意が必要です。
「メロン」を使う関係で、手札をトラッシュするカードをそこそこ採用しており、捨てたくないものをデッキに埋めるために「ヤレユータン」を採用しました。また、「ミュウツー」は「ヤレユータン」を採用している関係で、「頂への雪道」の最中でも使える「ワタシラガV」のようなカードなので重宝しました!
- ミュウ: 1枚
ベンチ狙撃対策 兼 最後の30ダメージ足りない時用
- マーシャドー: 1枚
混沌のうねり対策 兼 自分が雪道剥がしたい時用
グッズ
ほとんどのグッズは汎用的な物です。 ポケモンサーチ系9枚前後と入れ替え系4枚前後は、どのデッキを作る時も基準にしています。
- 望遠スコープ
「インテレオンV」の「ねらいうち」や、「インテレオンVmax」の「ダイバレット」のベンチへの火力をあげます。
「ダイバレット」のベンチに 60 + 30 ダメージと、「はくばバドレックスVmax」の「ダイランス」の250ダメージで、合計340ダメージ(ムゲンダイナVmaxライン)を出すことができます。
また、ベンチの「クロバットV」を「ダイバレット」2回で倒せることも優秀です。
- グレートキャッチャー: 1枚
「メロン」しながら「ボスの指令」したい!を叶えてくれる1枚!
「インテレオンVmax」の技「ダイバレット」が「デデンネGX」をちょうど倒せるので、活躍の場面は多そうです。
1枚採用ですが、「ヤレユータン」の「さるぢえ」を使ってから、デッキサーチ系カードを使うことにより山に埋めるプレイングをすれば終盤に引くことができます。
三神ザシアンデッキに対して、「クチートGX」と「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」をベンチダメージ調整して、グレートキャッチャーで呼び出して、サイド5枚取りして勝った試合がありました。
サポート
- 博士の研究: 2枚
- マリィ: 2枚
- メロン: 4枚
ドローできるサポートは8枚入れることを基準にしています。
- グズマ&ハラ: 2枚
後述する特殊エネとスタジアムに触れる機会を多くします。 また、手札の「基本水エネルギー」をトラッシュして「ウォッシュ水エネルギー」に変えることで、次のターンの「メロン」の使用の準備をしつつエネルギーを手張りできる動きはとても強力です。
スタジアム
- トキワの森: 2枚
- 頂への雪道: 2枚
「頂への雪道」だけだと、序盤でトラッシュに「基本水エネルギー」がないことが多く、「メロン」が使えないことによる失速が発生するので「トキワの森」を採用しています。 「基本水エネルギー」をトラッシュして、「基本水エネルギー」を持ってくるという動きをしたいです。
序盤に「トキワの森」、中盤以降「頂への雪道」のプランは、「クロバットV」「デデンネGX」の採用とも噛み合っています!
エネルギー
- ウォッシュ水エネルギー: 2枚
- 基本水エネルギー: 8枚
「ブラッキー&ダークライGX」の技「デッドムーンGX」の追加効果を無効化するために、ウォッシュ水エネルギーを採用しています。 また、特殊エネルギーを採用することにより、「グズマ&ハラ」を採用しやすくなります。
「基本水エネルギー」は7枚がギリギリ回る下限でしたが、少し余裕を持って8枚にしています。
プレイング
「インテレオンVmax」 -> 「インテレオンv」 -> 「はくばバドレックスVmax」 という順でバトル場に出して、サイドを 3-2-3 で相手に取らせることを意識します。
また、「メロン」を使うことを意識して、常にトラッシュに「基本水エネルギー」が1枚以上ある状態を維持します。
下記の画像が理想の盤面になります!
先行を取り、「クロバットV」「デデンネGX」で回して、場を整えます。
最低限「インテレオンV」に水エネルギーを手張りし、次のターンに進化できそうな見込みを作ることを目標とします。
「インテレオンVmax」に進化し、「メロン」と手張りで3エネルギーを揃え、「ダイバレット」を打っていきたいです。
エネルギーが揃わなかった場合や、手張りメインの相手のテンポを遅らせるために「ハイドロスナイプ」でエネルギーを手札に戻す動きをすることもあります。
実際の大会でも「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」「ムゲンダイナVmax」に対しては、エネルギーを剥がして、テンポを遅らせることで勝利できました。
「頂への雪道」は必要に応じて展開します。
「インテレオンV」の「ねらいうち」で打点調整して、「はくばバドレックスVmax」の「ダイランス」でフィニッシュできるようにします。
既に「ダイランス」圏内であれば、インテレオンVを前に出す必要はありません。
この頃には、「頂への雪道」をトラッシュされていることが多いため、「クロバットV」などで再度回しながら、「ボスの指令」や「グレートキャッチャー」を引いて、「ヤレユータン」の「さるぢえ」でデッキトップに埋めておくことを意識します。
サイドを 3-3 で取られるリスクを考慮して、「はくばバドレックスVmax」への進化はできる限り直前で行います。
ただし、「はくばバドレックスV」が一撃で倒されやすそうで、「はくばバドレックスVmax」が倒されなさそうであれば、先に進化しておくことも視野に入れます。
必要に応じて、「ミュウツー」の「マインドリポート」で、「ボスの指令」や「メロン」を持ってきて、「ダイランス」でフィニッシュします!
さいごに
環境分析により弱点が少ないポケモンを選び、基本的なプレイングのプランを決めておくことにより、初心者でも安定して勝てるようにできたかなと思います!
ジュナイパー対策は切っていたので、当たったらヤバかった...。
質問などあれば Twitterで気軽に声かけてください!
【ポケモン剣盾ダブルS6】最終69位!味方殴りエルフーンラプラス構築
こんにちは、いのす(@inosy22_poke)です!
今回は、S5後半で瞬間6位/最終177位(レート1887)、S6最終69位(レート1962) という結果を残すことができたパーティを紹介したいと思います!
ダブルバトルは、2020年1月のインターネット大会である「ガラルルーキーズ」から始めたので、まだまだ経験が浅いです!
そのため、一つの軸の構築とそのパーティでのプレイングを極めるところから始めようと思い、2ヶ月ほど味方殴りエルフーンラプラスを使ってきました!
当時ダブル初心者だった頃から、なるべく安定して勝てるように作ったので、ダブル初心者の方におすすめです!ぜひレンタルして使ってみてください!
味方殴りしすぎてエルフーンとラプラスは仲が悪いようですね...!
目次
構築経緯
なぜラプラス?
2020年2月実施公式インターネット大会の「International Challennge February」にて、 上位者に能動的な弱点保険の発動 を行うドラパルトが多いように感じました。
そこから、上位者のレンタルパーティを色々使ってみたのですが、決まればとても強いと感じましたが、イマイチしっくりきませんでした...。
理由は、ダイマックスしたドラパルトが簡単に落とされてしまうことがあるということでした。
耐久の高くないポケモンをダイマックスで耐久を引き上げる戦い方をすることが、ダブル初心者には安定せず扱いづらいということに気づきました。
耐久の高いポケモンとなると、素早さの低いポケモンを集めたトリックルームを前提としたパーティがありますが、トリックルームパーティも当時初心者の自分には扱うことが難しいと感じていました。
この点を考慮すると、ダイマックスエースポケモンとして適切なのは、
- ダイマックスしなくてもそれなりに耐久がある
- 4倍弱点が存在しない等の優秀なタイプ
- 素早さ操作によってドラパルト抜けるぐらいの素早さがある
- ドラパルト抜けるならドラパルトに強いタイプがいい
- 能動的に弱点保険を発動させられる相方ポケモンが存在
- 素早さ操作ができる相方ポケモンが存在
という点でした。
そこで、単体でも耐久があり、キョダイセンリツによるオーロラベールによって、さらに耐久おばけとなるキョダイラプラスに目をつけました!
なぜエルフーン?
ラプラスの相方候補として、タイプ的に自然に弱点保険を発動しながら素早さ操作ができるポケモンを探しました、他にもいるかもしれませんが特別気になったのは以下のポケモン達です!
ポケモン | 素早さ操作 | 弱点保険発動 | その他メリットなど |
---|---|---|---|
エルフーン | おいかぜ | エナジーボール | いたずらごころ |
トゲデマル | ほっぺすりすり | ボルトチェンジ | ひらいしん/ねこだまし |
ライチュウ | ほっぺすりすり | ボルトチェンジ | ひらいしん/ねこだまし |
ニャオニクス♂ | でんじは | エナジーボール | いたずらごころ/ねこだまし/あくび |
ほっぺすりすり や いたずらごころによる でんじは は、相手のタイプによっては無効になることがあり、扱いづらいと考えたため、後続にも繋げて妨害されにくい、いたずらごころによる おいかぜ を使える エルフーン に決まりました!
取り巻きのポケモン
たくさんの取り巻きのポケモンを試してきましたが、現在の結論のポケモンに至った経緯を記します。(詳細は後述します)
環境トップのバンドリに対して、ラプラスだけでは対抗できない上に、ラプラスミラーが辛いと感じ、格闘タイプが欲しいと考えました、そこで ローブシン を採用!
ローブシンを採用することにより、ラプラスでも有効打がないフェアリータイプのニンフィアとミミッキュが重くなりました。また、でんきタイプの一貫を切るためにも地面タイプが欲しいと考えていたため、かたやぶりの ドリュウズ を採用!
相手のローブシンをはじめとした格闘タイプに対してラプラスとドリュウズが弱いことと、この指とまれの圧力でギミック阻止ができるかもしれないという理由から、 トゲキッス を採用!
最後の枠はまだ迷いがあるのですが、サマヨールによるトリックルームに抵抗できて、相手のアシレーヌをはじめとした水タイプに強いポケモンを探していたので、 ナットレイ を採用!自分のラプラスや役割対象の水タイプのダイストリームの雨によって、ある程度4倍弱点のリスクは軽減できる可能性を考慮するとシナジー的にはいいかなと思いますが、4倍弱点は本当に嫌なので迷ってます...。
試したポケモン
バンギラス/ミミッキュ/アーマーガア/ウォッシュロトム/カットロトム/シャンデラ/ゴチルゼル/クワガノン など...
中でも、ウォッシュロトム と シャンデラ は結構よかったです。
この2体を採用している時に、「この指止まれ+トリックルーム」の構築をボコボコに破壊して、S5で瞬間6位を達成しました!
せっかくなので、この詳細をおまけとして最後に載せておきます!
ポケモン個別
エルフーン
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 167 | 252 | 耐久が欲しいので全振り |
こうげき | - | ||
ぼうぎょ | 105 | ||
とくこう | 98 | 4 | あまりはどこでもよかった |
とくぼう | 95 | ||
すばやさ | 184 | 252 | ちょうはつミラー意識最速 |
ラプラスの弱保発動と後続においかぜ状態を残すサポーター
- 特性
- おいかぜ打つのでいたずらごころ一択です
- 持ち物
- 技
ラプラス
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 206 | 4 | 余り |
こうげき | - | ||
ぼうぎょ | 100 | ||
とくこう | 150 | 252 | 火力欲しいので全振り |
とくぼう | 115 | ||
すばやさ | 112 | 252 | おいかぜ中 スカーフ準速ヒヒダルマ抜き |
メインのダイマックスエース
早い段階でダイマックスを切って相手に打開できないほどに場を整えます。弱点保険発動/オーロラベール状態/雨状態 を作り出せると良いです!
- 持ち物
- 味方殴り弱点保険型なので確定
- 特性
- 技
トゲキッス
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 175 | 116 | 16n-1 |
こうげき | - | ||
ぼうぎょ | 115 | ||
とくこう | 178 | 172 | 削りの火力のために余り |
とくぼう | 135 | ||
すばやさ | 128 | 220 | 準速パッチラゴン抜き |
全体技での削り要員であり、サブのダイマエースでもあります!
オーロラベール&おいかぜ状態で動くことが多く、この指とまれよりも削りをいれておきたいことが多いため、この指とまれは切りました。
- 持ち物/特性
- ラプラスが呼びやすいデバフに対して、急所で無効化できるので
- 技
ドリュウズ
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 185 | ||
こうげき | 187 | 252 | 全振り |
ぼうぎょ | 81 | 4 | 余り |
とくこう | - | ||
とくぼう | 85 | ||
すばやさ | 154 | 252 | ミラー意識で最速 |
たくさんのミミッキュ/ロトム/ニンフィアをたくさん倒してくれました! ラプラスとの攻撃における相性補完がかなりいいポケモンだと思います! ダイマ率は3番目ですが、ギャラドスとの対面や、ラプラスがダイマ切りづらい場合にはダイマエースにもなってくれました。
- 持ち物
- 耐久不安なのでタスキ
- 特性
- 技
ローブシン
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 207 | 212 | 16n-1 |
こうげき | 210 | 244 | |
ぼうぎょ | 116 | 4 | 余り |
とくこう | - | ||
とくぼう | 90 | 36 | チョッキ前提で メガネニンフィアのダブルダメハイボ高乱数耐え |
すばやさ | 67 | 12 | ミラー4振り抜き おいかせで最速バンギ抜き |
バンドリに対して圧倒的な強さを誇りました!おいかぜ中にバンギラス/トゲキッス を上から致命傷を負わせることもできるので優秀!また、下からでもトゲキッスの攻撃はチョッキ+オーロラベールで全然効きません!(急所でも確定1発にはならない)
- 持ち物
- 特性
- 扱いやすいてつのこぶし(本当はかえんだま持ってなかっただけ)
- 技
ドレパンを考慮するとHに振るよりもBDにもっと振り分けた方がいいかもしれません。
ナットレイ
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 181 | 252 | 全振り |
こうげき | 160 | 252 | 全振り |
ぼうぎょ | 152 | 4 | |
とくこう | - | ||
とくぼう | 136 | ||
すばやさ | 22 | トリル相乗りのため最遅 |
選出率は低めでしたが、ガチトリパやサマヨール/アシレーヌがいるパーティには、あえてトリルを貼らせながらナットレイに交換する立ち回りで活躍してくれました! また、スイッチトリパなどにはナットレイがいることにより、トリルを抑制することができました。
- 持ち物
- 特性
- てつのとげ一択
- 技
選出と立ち回り
基本選出
ほとんどの場合がこの初手になります!
おいかぜ+オーロラベール+雨+弱点保険発動 の状態を目指します!
ただし、ラプラスが相手に有効打がない場合や、脱出ボタントリックされる可能性がある場合は初手でダイマックスすべきではないです。大事にとっておきます。
選択枠は相手の重いポケモンによって変えます。
- VS バンドリ: ローブシン
- VS ラプラス: ローブシン
- VS ロトム系: ドリュウズ
- VS ミミッキュ: ドリュウズ
- VS ニンフィア: ドリュウズ
- VS パッチラゴン: ドリュウズ/トゲキッス
- VS ローブシン: トゲキッス
- VS アイアント: トゲキッス
- VS サマヨール: ナットレイ
- VS アシレーヌ: ナットレイ
初手の立ち回り
- 理想 (エルフーンが生存する保証がある場合)
- 基本
- VS ねこだまし持ち
- VS トリル要員 (イエッサンいないとき)
- VS リザードン(+晴れ要員)
- VS バンドリ
- VS セキタンザン (+ドラパルト)
- VS パッチラゴン
- VS アイアント
- VS エルフーンミラー
裏選出
「この指とまれ+トリックルーム」やニンフィア等のラプラスが有効打のないポケモンが出てくる場合にこの選出をします。
とにかく全体技で削りを入れて、まもるでしのいだりして後発ダイマックスできるとよいです。
苦手な相手
ラプラスを初手に出すことが多い関係上、後から出てくるガオガエン/ウインディ/シャンデラ/コータスなどの炎タイプに対して弱いです。
ラプラスをうまく残して、うたかたのアリアで戦う必要があります。
また、ギャラドスもとてもきつい相手です。
ギャラドスに対してはドリュウズのいわなだれとラプラスのかみなりを上からうまく当てられる対面を作り出す必要があります。
おまけ
構築経緯の場所でお話しした、ウォッシュロトム と シャンデラ の利用方法について!
シャンデラ
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 167 | 252 | HP低いので全振り |
こうげき | - | ||
ぼうぎょ | 110 | ||
とくこう | 196 | 108 | 余り |
とくぼう | 110 | ||
すばやさ | 119 | 148 | S+1で最速アイアント抜き |
最初はトリックルームとふういんを採用していましたが、シャンデラは対面するだけでふういんの効果を持つと言っても過言じゃないレベルで、対面でトリックルーム打たれることはありませんでした。そのため、トリックルームとふういんは切りました!
また、シャンデラ自体BDの数値がそこそこあるので、オーロラベール化のH振りシャンデラはドリュウズの地面技を耐えるほどに硬くて使いやすかったです。
- 持ち物
- ねっぷうメインで使うため命中不安を考慮してこうかくレンズ
- 特性
- はがねタイプの引き先として使える上にコータスに対して強気で出せるのでもらいび
- 技
ウォッシュロトム
項目 | 実数値 | 努力値 | 調整 |
---|---|---|---|
HP | 157 | 252 | HP低いので全振り |
こうげき | - | ||
ぼうぎょ | 127 | ||
とくこう | 158 | 148 | 余り |
とくぼう | 127 | ||
すばやさ | 120 | 味方のシャンデラ抜き (ダイアークのため) |
オーロラベール下でわるだくみを積んでフィニッシャーとして使っていました!
- 持ち物
- わるだくみを積んでる間の攻撃を軽減のため。オーロラベールとも相性よい!
- 特性
- 一択
- 技
「この指止まれ+トリックルーム」の破壊方法
相手はサマヨール+イエッサン♀と仮定し、こちらはウォッシュロトム+シャンデラを出します。
相手はシャンデラを見た時点でふういんを警戒して、シャンデラに攻撃を集中してくることが多いです。
そのためこちらは、わるだくみ+ねっぷうで積みながら削りをいれます。
次のターンで、イエッサン♀にダイアークをいれてから、サマヨールにシャドーボールを入れることで、トリルを貼られずに2ターンで倒しきることができます。
もしふういんしないことを読まれて、トリルを貼られたとしても、わるだくみを積んだウォッシュロトムが場に残るので抗うことはできます。
さいごに
閲覧いただきありがとうございました!
これからも良い結果を残せるようにポケモン頑張って、新しいパーティに挑戦して構築記事も書きたいと思っているので、よろしくお願いします!
↓ポケモン好きの方、気軽に絡んでください!
【ポケモン剣盾】勝率93%!マスターボール級に到達したパーティー紹介(レンタル有)
目次
はじめに
いのす(@inosy22_poke) です!
ポケモンのレート戦は、XY(第6世代)からゆるーくやっていて、 剣盾(第8世代)からはガチめにやっていきたいなと思ってランク戦に挑んでます。
とは言っても、現在は社会人になってしまい、仕事から帰って厳選の日々なのでゆっくりペース...
そんな中、ついに先日(2019/11/28)、マスターボール級に到達しました!
マスターボール級に到達するまでに試行錯誤して、最終的に行き着いたパーティーについて紹介したいと思います!
ギギギアルがとにかく強いです!
パーティ構築までの経緯
最初に使っていたパーティ
最初は、強そうなポケモンを並べた、対面構築のようなパーティを使ってランク戦に潜っていました。
もちろん、ビギナー級の時はかなり余裕でしたが、モンスターボール級の後半になってから、早くも負けがかさむようになってきました。
↓30戦16勝14敗 (勝率54%)
このままではまずい!パーティーを大幅に見直すことにしました!
パーティーの課題
最初に使っていたパーティの弱い点としては、
- 唯一の積みエースのミミッキュが対策されすぎていて機能しない
- 受けループに弱め
- 特殊アタッカーがこだわっていて立ち回りが難しい
- → ネガティブなダイマックス利用が発生
- 明確な勝ち筋がないので立ち回りが難しい
という点が考えられました。
(もちろん対策不足のポケモンもいました)
USUM(第7世代)では、 竜舞メガバンギ や 竜舞メガリザX を主軸としたパーティーでわかりやすい勝ち筋を追うスタイルをよく使っていた思い出...!
そこで、 行き着いたのが...
新しいパーティーのコンセプト
素早さ と 攻撃or特攻 を積み技であげてから全抜きを狙える 積みエース を採用したパーティーを軸にすることにしました!
今回、エースとして採用したポケモンは以下の2体!
物理アタッカーが多い環境なので、ギギギアルをメインで使っていくことになるのですが、 ドラパルトなどから不意に飛んでくる 特殊炎技 や 格闘技 や 地面技 に対して、ギギギアルはめっぽう弱いです。
それを全て透かしつつ起点にできるのがトゲキッスです!
「ミミッキュをパーティに入れないだけで不利」などと言われていることもありますが、 対策されすぎていて動きづらい上、素早さを積むことができないという点に弱みを感じるため ミミッキュは解雇 しました!
持ち物は多少いじりましたが、このパーティにしてから、
15戦14勝1敗 (勝率93%) でした! (前回の30戦からの追加分のみの戦績)
ちなみに 1敗の敗因は、 ヒヒダルマ が ヒートロトム に対する いわなだれ を外して返り討ちにあったせいです...w
パーティー紹介
メインの積みエースとして「ギギギアル」を通していくパーティです!
ギギギアルが活躍できない場合には、「トゲキッス」をサブのエースとして使います!
個別ポケモン紹介
ドラパルト
物理アタッカーに対して、おにびをいれることで、ギギギアルの起点作りをサポートします。
初手出しで選出されやすい、 ドラパルト/パルシェン/ヒヒダルマ あたりを起点にできます。
ナットレイ等の鋼タイプにも負荷をかけられるように、両刀型で大文字を採用しています。
こいつにダイマックスをあまり切りたくはないですが、積みエースが仕事しづらい相手を倒すためならダイマックスします。
ミミッキュと対面してしまうと、 ダイマックスを切らざるをえないのが厳しい...。そのため、おにび/たたりめを採用した特殊型のドラパルトでもいいかもしれません。
ヒヒダルマ(ガラルのすがた)
広い技範囲+とんぼがえり 持ちなので、初手出しが安定します。
ギギギアル や トゲキッス がワンパンしづらい 鋼タイプ/ヒートロトム あたりを削ることができるといいです。
特性のごりむちゅう(実質こだわりハチマキ)とこだわりスカーフの効果は、ダイマックス中は無効になります。
そのため、こだわりを解除するためのネガティブなダイマックスはもったいないので、基本的には使いません。
ダイマックスするぐらいなら、素直に切ることで、後続で処理します。
初手で出てくる スカーフサザンドラ に だいもんじ されると上からワンパンで持ってかれることに注意!無理せずトゲキッスに交代して受けた方が良いです。
ギギギアル
今回の パーティーのメインエース です!
ギアチェンジ で 攻撃1段階/素早さ2段階アップ の破格の積み技持ち!
無振りでも、ギアチェンジを積めば
- 最速のドラパルト を抜ける
- ギアソーサーの2回攻撃で、耐久未振りの ミミッキュ を ばけのかわ ごと確定一発
クリアボディで積みを邪魔されることはなく、相手のおにび対策に ラムのみ を持たせています。
ギアチェンジを積んだ後は、ダイマックスしてダイスチルを連打して、防御を最大3段階上昇させることで、
高速 / 物理受け / 物理アタッカー のげきつよポケモンが出来上がります。
ダイマックス中に削られたHPについては、解除後に ねむる を使うことで、全回復&ラムのみで即起きします!
物理ポケモンが多い環境の中、物理のみの選出相手も見受けられるため、もともと物理耐久が高いギギギアルが防御3段階上昇した状態で全回復すると、 3タテor降参される という対戦が半分ぐらいありました。
ねむるをした後に絶望のあまり、通信切断されることもありましたw
ダイサンダーを打ってエレキフィールドにしてしまうと ねむれなくなることに注意!
トゲキッス
- 役割: 特殊積みエース & 特殊受け (サザンドラ対策)
- 性能: おくびょう H4,C252,S252
- 特性: てんのめぐみ
- 持物: バンジのみ (1/3回復きのみ)
- 技:
ギギギアルの狭い技範囲と苦手なタイプが多い場合に使う、パーティーのサブエース です!
ギギギアルが苦手な攻撃は全て受けることができるので、ギギギアルの引き先として相性がとても良いです。
主にサザンドラをはじめとした特殊系ポケモンを起点にして、わるだくみ を積みます。
わるだくみを積んだ後は、ダイマックスして ダイジェット による素早さアップで、最速ドラパルト抜き状態になります。
ダイマックスと回復きのみの相性がいいので、回復きのみを持たせて生存率をあげています。
ダイマックスを他のポケモンに切ってしまっていても、 エアスラッシュ と てんのめぐみ による ひるみによる強引な突破もあり得ます。
だいもんじ については、 H252振りナットレイに確1を取るために採用しています。( かえんほうしゃ だと乱数1発)
役割対象のサザンドラの ダイスチル (ラスターカノンのダイマックス技) は ひかえめ の場合に 乱数1発(25%) なので注意!だいもんじに対して受け出ししてから、ダイスチルされると、こちらもダイマックスしないと受けきれません!
ロトム (ウォッシュ)
主にギギギアルとトゲキッスが苦手な、 ヒートロトム 対策 です。
からやぶパルシェンの攻撃も耐えるので、パルシェンの処理役としても優秀。
イカサマは 物理アタッカー環境に対して、 シャドーボール や あくのはどう よりも刺さるかなという適当な理由で採用。
後ろに控えさせておくと、自慢の耐久力で安定した後片付けができます。
ゴリランダー
- ゴリランダー
- 役割: 砂パ対策 (物理受けもどき)
- 性能: ようき H4,A252,S252
- 特性: しんりょく
- 持物: オボンのみ
- 技:
- ドラムアタック
- じしん
- ドレインパンチ
- はたきおとす
主にギギギアルとトゲキッスが苦手な、ドリュウズ/バンギラス 対策 です。
バンギラス/ドリュウズ/ウォッシュロトム の並びを見た時は選出するようにしてますが、その機会はほとんどありませんでした。
(14戦中1度しか選出していない...)
オボンのみ と ドレインパンチ を使うことで、確定数をズラします。
ドラムアタックのSダウン込みで145族まで抜けますが、クリアボディのドラパルトが多いため、 136族のカマスジョー や 130族のコオリッポ(ナイスフェイス) あたりを抜けるぐらいまでにSのラインは落として、耐久に振るのがいいのかなと思ってます。
選出プラン
パーティ内の各ポケモンの分類はこのようになっています。
基本的な対戦の流れは、以下の通りです。
- 高速ポケ (ドラパルト or ヒヒダルマ) で崩して起点作り
- 積みポケ (ギギギアル or トゲキッス) 積んでダイマックスして暴れる
- 残りのポケモンを後片付け (高速ポケで無理矢理 or 受けポケでタイプ相性で勝つ)
選出頻度は、 トゲキッス > ギギギアル = ヒヒダルマ = ドラパルト >> ロトム >>>(壁)>>> ゴリランダー
トゲキッスは環境に多いポケモンに刺さりやすいので、ほぼ毎回選出していました!
受けポケ( ロトム or ゴリランダー) は相手のポケモンによっては不要なので選出しないことが多いです。
相手にはがねタイプの通りがよければ、初手でギギギアルを出すこともあったり、 初手にサザンドラが来そうであれば、初手でトゲキッスを出して、初手から積みエースを通す動きもたまにささります。
相手が壁貼り起点作りや受けループの場合は、悠長な行動をしてくるので、初手で積みまくって受けきれなくするのが最高に気持ちいいです!
さいごに
明確な勝ち筋を追いつつ、 高速ポケ/積みポケ/受けポケ の役割を理解しておけば、選出や対戦中の選択に迷いが少なくなり勝ちやすくなると思います!
その結果が、勝率 54% -> 93% への向上 でした!
皆さんもぜひ、このパーティーを使ってみてください!
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