【ポケカシティリーグ準優勝】はくばインテレオンVmaxデッキ
はじめに
ポケカプレイヤーの「いのす」です!
2021/04/25にバトロコ高田馬場で開催された、 シティリーグアディショナルシーズンで準優勝できたので、 デッキ構築に至った経緯やプレイングについて紹介させていただきます!
【大会結果】#ポケカ シティリーグアディショナル2日目!
— TC バトロコ高田馬場 (@batolocobaba) 2021年4月25日
続いて
準優勝は「いのす」さん!
使用デッキ→はくばインテレオン
「先2ダイバレットが強い!」
おめでとうございます!#ババロコ pic.twitter.com/7NP7XgckCh
ポケカ自体をシャイニースターVから始めたので、 ポケカ歴半年にも満たない初心者ですが、 安定して勝てるように構築や戦略は練り込んでみました!
デッキ構築
デッキコード: Y8Y48D-API0Zq-x484Kc
シティリーグ入賞デッキのまとめなどで「はくばバドレックスVMax」デッキとしてカテゴライズされることが多かったですが、あくまでこのデッキは「インテレオンVmax」を主軸としたデッキです。
基本的な戦略は、「インテレオンVmax」でダメカンをばらまき、「はくばバドレックスVmax」でトドメを刺すという形を目指しています! 詳しいプランニングは後ほどご説明します。
戦績
予選スイスドロー
- ○ VS 黒馬ドラパ(後攻)
- ○ VS ムゲンダイナ(先攻)
- ○ VS 連撃バシャゼラ(先攻)
- ○ VS ムゲンダイナ(先攻)
- × VS 黒馬ミュウミュウ?(後攻)
決勝トーナメント
負けたのはどちらも、黒馬ミュウミュウに先行取られて、早めにナイトウォッチャーされた試合でした...。
それ以外の試合は、ほとんど余裕を持った安定した試合展開で勝つことができました!
環境予想
漆黒のガイスト/白銀のランス の発売直後なので、新カードも込みで環境予想する必要がありました。 以下が環境でよく見かけるポケモンの有利不利を簡単にまとめたものです!
新弾発売直前の環境では「れんげきウーラオス」「悪ミュウミュウ」が突出して結果を残しており、これらが環境の中心だったかと思います。
一方で、新弾から出る「こくばバドレックスVmax」「霧の水晶」の影響により、超タイプが増えて、「れんげきウーラオスVmax」が減り、「ムゲンダイナVmax」が増えると予想しました。
上記のデッキタイプはとても強力なものが多いですが、相性の三すくみと、「頂への雪道」の存在により、安定した勝利を目指すのは自分にとって難しいと感じました。
こちらも三すくみが発生しているのですが、雷タイプが環境にいないことを考慮すると、「インテレオンVmax」だけ不利なパターンがほとんどないと感じました。
唯一、「ゼラオラV」が雷タイプとして出てきそうでした(実際に出てきた)が、バトル場へのダメージが弱点込みで200ダメージなので、脅威にはならないです。
水タイプは「メロン」の登場により、強化されている上に、「インテレオンVmax」は1エネで打てる技の「ハイドロスナイプ」によるエネ剥がしが、「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」「ムゲンダイナVmax」「れんげきウーラオスVmax」にも強いため、「インテレオンVmax」をメインに使うことを決めました!
採用カード
インテレオンVmaxを使うにあたって、序盤の削り/妨害の性能は高いと感じましたが、ダイバレットによるバトル場へのダメージが160ダメージと高くないため、ベンチに与えたダメージが活かせないことが多く、終盤の決め手に欠けると感じました。
そのため、後発として、2エネ(メロン込みで1ターンで起動可能)で250ダメージが出る「はくばバドレックスVmax」はとても相性の良いサブアタッカーだと判断し、採用しました!
また、強力な超/悪タイプのデッキを止めるために「頂への雪道」の採用は必須でした!
「モスノウ」、「うらこうさく/クイックシューター」の「インテレオン」、「ユキメノコ」などは、進化ラインが増えるとデッキの安定性を失うため、採用を見送っています。
ポケモン
- インテレオンVmax: 2枚
- インテレオンV: 3枚
Vmaxは1ゲーム中1体立てば十分ですが、スタートするポケモンを「インテレオンV」にしたいのと、Vmax2体取られて負けるのを防ぐために、「インテレオンV」を利用することもあるため、3-2での採用をしています。
- はくばバドレックスVmax: 2枚
- はくばバドレックスV: 2枚
ゲーム中に1体立てばいいので、サイド落ちケアで2-2で採用です。
序盤にガンガン回しながら、「メロン」を使ったりするために多めに採用しています。 「頂への雪道」を貼るタイミングだけは注意が必要です。
「メロン」を使う関係で、手札をトラッシュするカードをそこそこ採用しており、捨てたくないものをデッキに埋めるために「ヤレユータン」を採用しました。また、「ミュウツー」は「ヤレユータン」を採用している関係で、「頂への雪道」の最中でも使える「ワタシラガV」のようなカードなので重宝しました!
- ミュウ: 1枚
ベンチ狙撃対策 兼 最後の30ダメージ足りない時用
- マーシャドー: 1枚
混沌のうねり対策 兼 自分が雪道剥がしたい時用
グッズ
ほとんどのグッズは汎用的な物です。 ポケモンサーチ系9枚前後と入れ替え系4枚前後は、どのデッキを作る時も基準にしています。
- 望遠スコープ
「インテレオンV」の「ねらいうち」や、「インテレオンVmax」の「ダイバレット」のベンチへの火力をあげます。
「ダイバレット」のベンチに 60 + 30 ダメージと、「はくばバドレックスVmax」の「ダイランス」の250ダメージで、合計340ダメージ(ムゲンダイナVmaxライン)を出すことができます。
また、ベンチの「クロバットV」を「ダイバレット」2回で倒せることも優秀です。
- グレートキャッチャー: 1枚
「メロン」しながら「ボスの指令」したい!を叶えてくれる1枚!
「インテレオンVmax」の技「ダイバレット」が「デデンネGX」をちょうど倒せるので、活躍の場面は多そうです。
1枚採用ですが、「ヤレユータン」の「さるぢえ」を使ってから、デッキサーチ系カードを使うことにより山に埋めるプレイングをすれば終盤に引くことができます。
三神ザシアンデッキに対して、「クチートGX」と「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」をベンチダメージ調整して、グレートキャッチャーで呼び出して、サイド5枚取りして勝った試合がありました。
サポート
- 博士の研究: 2枚
- マリィ: 2枚
- メロン: 4枚
ドローできるサポートは8枚入れることを基準にしています。
- グズマ&ハラ: 2枚
後述する特殊エネとスタジアムに触れる機会を多くします。 また、手札の「基本水エネルギー」をトラッシュして「ウォッシュ水エネルギー」に変えることで、次のターンの「メロン」の使用の準備をしつつエネルギーを手張りできる動きはとても強力です。
スタジアム
- トキワの森: 2枚
- 頂への雪道: 2枚
「頂への雪道」だけだと、序盤でトラッシュに「基本水エネルギー」がないことが多く、「メロン」が使えないことによる失速が発生するので「トキワの森」を採用しています。 「基本水エネルギー」をトラッシュして、「基本水エネルギー」を持ってくるという動きをしたいです。
序盤に「トキワの森」、中盤以降「頂への雪道」のプランは、「クロバットV」「デデンネGX」の採用とも噛み合っています!
エネルギー
- ウォッシュ水エネルギー: 2枚
- 基本水エネルギー: 8枚
「ブラッキー&ダークライGX」の技「デッドムーンGX」の追加効果を無効化するために、ウォッシュ水エネルギーを採用しています。 また、特殊エネルギーを採用することにより、「グズマ&ハラ」を採用しやすくなります。
「基本水エネルギー」は7枚がギリギリ回る下限でしたが、少し余裕を持って8枚にしています。
プレイング
「インテレオンVmax」 -> 「インテレオンv」 -> 「はくばバドレックスVmax」 という順でバトル場に出して、サイドを 3-2-3 で相手に取らせることを意識します。
また、「メロン」を使うことを意識して、常にトラッシュに「基本水エネルギー」が1枚以上ある状態を維持します。
下記の画像が理想の盤面になります!
先行を取り、「クロバットV」「デデンネGX」で回して、場を整えます。
最低限「インテレオンV」に水エネルギーを手張りし、次のターンに進化できそうな見込みを作ることを目標とします。
「インテレオンVmax」に進化し、「メロン」と手張りで3エネルギーを揃え、「ダイバレット」を打っていきたいです。
エネルギーが揃わなかった場合や、手張りメインの相手のテンポを遅らせるために「ハイドロスナイプ」でエネルギーを手札に戻す動きをすることもあります。
実際の大会でも「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」「ムゲンダイナVmax」に対しては、エネルギーを剥がして、テンポを遅らせることで勝利できました。
「頂への雪道」は必要に応じて展開します。
「インテレオンV」の「ねらいうち」で打点調整して、「はくばバドレックスVmax」の「ダイランス」でフィニッシュできるようにします。
既に「ダイランス」圏内であれば、インテレオンVを前に出す必要はありません。
この頃には、「頂への雪道」をトラッシュされていることが多いため、「クロバットV」などで再度回しながら、「ボスの指令」や「グレートキャッチャー」を引いて、「ヤレユータン」の「さるぢえ」でデッキトップに埋めておくことを意識します。
サイドを 3-3 で取られるリスクを考慮して、「はくばバドレックスVmax」への進化はできる限り直前で行います。
ただし、「はくばバドレックスV」が一撃で倒されやすそうで、「はくばバドレックスVmax」が倒されなさそうであれば、先に進化しておくことも視野に入れます。
必要に応じて、「ミュウツー」の「マインドリポート」で、「ボスの指令」や「メロン」を持ってきて、「ダイランス」でフィニッシュします!
さいごに
環境分析により弱点が少ないポケモンを選び、基本的なプレイングのプランを決めておくことにより、初心者でも安定して勝てるようにできたかなと思います!
ジュナイパー対策は切っていたので、当たったらヤバかった...。
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